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小うさぎの家2
狭小住宅/角地/変形敷地
新築 東京都目黒区
敷地面積
55.03
建築面積
32.67
延床面積
87.31㎡
構造
木造+一部鉄骨 2F
竣工
2016年7月
構造設計
有限会社エスフォルム大内彰
施工
株式会社晃栄ホーム
撮影
大塚泰子
この家は、長年の歳月を経て、新たな一歩を踏み出すために建て替えられました。都市の住宅密集地という制約の中で、限られた空間を最大限に活かし、プライバシーを守りながらも開放的な住まいを目指しました。
玄関へと続くアプローチには、通りから直接見えないよう配慮し、安心と落ち着きを感じさせる導線を確保しました。入ってすぐの土間にはスケルトン階段を設置し空間を広く見せる工夫をしました。また奥に広がるLDKには、トイレを目立たないよう設け、家の奥に設けた小さな箱庭には、一本の象徴的な木が住まい全体に心の安らぎをもたらします。
2階には、トップライトが設けられたバスルームがあり、朝は自然光がサニタリーまで注ぎ、爽やかな一日の始まりを演出します。また、夜にはバスタブから見える月が、奥様やお孫さんとの大切なひと時を照らします。
この家は、あたたかな記憶とともに、静かな安らぎをもたらす“宝石箱”のような住まい。都会の喧騒の中にあって、豊かな暮らしの空間を実現しました。
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